Gmailアカウント作成時にGoogleから電話が―!Gの恐怖
2016/04/24
Gmailのアカウントを何個目か忘れたけど作ろうとしていたんです。すると・・・
おや?見慣れない画面。
確認コードを知らせる自動音声通話がGoogleから発信されます??
音声通話?
携帯電話がどの会社か?
携帯の番号まで??
なんでそんな個人情報を入力しないといけないんですか?
Disney.ne.jp・・・ディズニーの携帯会社でしょうか。
こんな個人情報を強要される筋合いはない、といいたいところですが、
すいません。少し身に覚えがありました。
実はGmail (Google)のアカウント、用途に分けていくつか作っていました。問題はアカウント文字列。
「○○○○1」~「○○○○5」.gmail.comいう具合に連番で作っていたから、プログラムでスパム目的で作っていると疑われたようです。
キャンセルしようか一瞬悩みましたが、「Googleから携帯電話に発信がある」とあるので、これも話しのネタとばかりに入力してみます。
「1310○○○○○○○」という見慣れない番号から着信。怖い。
機械的な音声で認証番号を一方的に告げられます。
それを入力してあっけなくアカウント作成完了。どんな人が出るのかドキドキしただけに、機械音声でちょっぴり残念。
【2010/04/07追記】:
その後、2回ほどアカウントを作成しました。
●1度目は携帯電話認証なし。
●2度目は認証あり。ただし、非通知から。
連番で作っていても携帯認証がなかったり、その逆のケースもあるようです。
また番号表示に関しても、「通知される場合」と「非通知の場合」の両方があります。
推測ですがパスワードや、万が一の時の連絡先アドレスあたりが共通だとフィルタにかかるのかもしれません。
これまでスパム業者、迷惑メール業者によってアカウントを作られないようするためには、コンピュータでは判断できない手書き文字を入力させるなどが一般的でしたが、それをクリアする(判断できる)ようなスパマーが現れたのでしょうか。
電話音声による認証というのは珍しかったので記事にしてみました。
それにしても携帯の番号まで入力させるとは、個人情報を取りすぎでは・・・
Googleは、アカウント作成の個人情報を入力させる際に、それをそれ以外の用途では使わないと誓う、としています。
しかしです。
Googleのサービスを手広く使われている方なら分かると思うのですが、メールやカレンダー、アドワーズといった広告サービス、グーグルAnalyticsやWebmaster Toolsといった各種サイト管理ツールなど、Googleがその気になれば、名前から住所、メールの履歴やスケジュールまで。
さらにサイト運営者ならば手持ちの全てのサイト、広告運用状況から事業の広告費から収益とあらゆる情報を手に入れることが出来ます。
補正前のGoogleストリートビューの映像と照らし合わせれば、どんな家かだって把握できてしまいます。
少し前には、Google Buzzというサービスによって現在地が晒されるというのが問題になりました。
この膨大かつ詳細な個人情報がこれから先漏れない、あるいは国家(米国)が利用しない保証はないでしょう。そう考えるとちょっと怖いですね。
わたしたちは検索をするたびに、グーグルに何かを与えているんだそうです。
最強にして最も危険、徹底的な調査報道による驚愕の歴史を知りたい方は・・・
→グーグル秘録・完全なる破壊